タイ人男子生徒の初体験は平均13歳、HIV防止のコンドーム着用キャンペーン推進へ

各報道によると、HIV/AIDS患者情報を提供するNAP WEB REPORTは、2019年現在でタイ東北部ウドンタニには10,466人のHIV（後天性免疫不全症候群）感染者がおり、若年層の感染が増加しています。

ウドンタニのHIV感染者10,466人のうち7,774人が、現在抗レトロウイルス薬を服用しての治療中。また2019年は1,648人がエイズ関連の合併症で死亡しています。ちなみにバンコクでは8月末の報道で、推定のHIV感染者数は77,500人で、2019年に入って死亡したのは1,877人。さらにタイ全体では2019年の最新の数字で、470,623人のHIV感染者がおり、2019年に入って67,539人が死亡しています。

なお、HIV感染者全体のうち、25歳から49歳が39.07％を占め、続いて50歳以上が11.26％、20歳から24歳が3.75％となっています。また10歳から24歳は、2017年から2019年の間に年間90人以上がHIVに感染しています。

2018年の学校での健康行動データの調査によると、男子生徒の初体験は平均13歳で、コンドームを着用しない場合も少なくないとのこと。この結果を受けて当局は、HIV感染防止等のため、生徒たちにコンドームの着用を促すキャンペーンを強化します。

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