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サッカーの試合で使えるタイ語講座-10年前のチームメイトと教え子たちが対戦-

2020年11月30日 配信

11月29日(日)、セレッソ大阪バンコク校 vs Overhead Kick Academyのフレンドリーゲームが行われた。セレッソ大阪バンコク校の選抜クラス“エリートNEXT”では毎週行われていう試合の1つ。大会以外普段は帯同しない自分が今回この試合に帯同した理由は…。



Overhead Kick Academy…自分が2011年に所属したRajpracha Thailand FCでコーチをしていた“テー”とトレーナーをしていた“テ”が中心となって立ち上げたアカデミー。“テー”はチーム練習時にサッカーで良く使うタイ語を教えてくれ、“テ”は怪我がちであった自分の身体のケアをしてもらった時に良く話相手となってくれたともに友人である。

ちなみに“テー”に教えてもらった言葉に、「プロイ(退け)」という言葉がある。競り合いの時に“自分が行くという意思表示”を表す際、「OK」と叫んでいたのだが、試合中意思疎通が出来ず「タイ語で言ってくれ」と(なぜかナイジェリア人の選手に)要望があり…当時は「ポイ」だと思っていて、競り合いの時に「ポイ」と言うのが何とも気が入らずに恥ずかしかったっけ。

「アイヒヤ」という罵るときに「クソ野郎」的に使う言葉、チームの紅白戦の時にタイ人に言われ喰ってかかったことがある。特に外国人は主張しないと潰される世界、「てめぇ、ふざけんな」と。練習後にイラついている自分に「自分の不甲斐ないプレーやミスした時に、自分に向けても使う言葉だよ」と教えてくれ、その選手に謝ったっけ。

今回FBからメッセージをして試合を組んでもらったのであるが、試合会場が“プタモントンサイ2”というRajpracha Thailand FCのトレーニンググランドがあったところの近く。毎日バスで通っていた思い出の地、バス停で蛇に噛まれた思い出の地。因みに2011年はタイ大洪水があった年で、その時のトレーニンググランドの様子がこちら。

彼も熱く指導するタイプ、「勝ちたいヤツは手を挙げろ(全員が反応)!! それならばもっと戦わないと…!!」と鼓舞する“テー”は変わってないなぁと…もう一つ「アオマイ×2」という言葉、本来“気にしない”という言葉なんだけど、「“攻守の切り替え”の時に使うと良いよ」と教えてくれたんだけど、久しぶりに懐かしい言葉に触れたなぁと。

試合会場は7人制の屋内グランドが3面と屋外グランドが1面、隣りのピッチでは大人のリーグ戦が行われていた。クラブハウスでは食事が出来、タイ人の人達は特にそうなのだけれど、普段家族で一緒に行動するので、家族でグランドに来て、試合をやって&応援して、食事をしながら(試合について)会話をする。週末の生活の中心にグランドがなっている。こんなグランドが日本人居住エリアにあったらなぁと、羨ましく感じた。隙あらば、そのグランドの管理人になりたい!!

試合後に“テー”と少し話しが出来た。「日本人のプレー、サッカーに取り組む姿勢が好きで、選手達に伝えている」という。一度ゲストコーチとして練習に参加することを約束した。その時にこの日会えなかった“テ”とも再会したいな。

再会を誓い会場を後にしようとする自分に“テー”が一言。「イトー(いとたくのこと)、あんまりタイ語が上達してないな」

伊藤琢矢(いとたく)
アマチュアに拘りプレーを続けた20代。33歳でのプロ契約を期にJリーガーを目指す事に。大宮・岡山・北九州とJリーグ昇格に携わり、自身は36歳でJのピッチに立った。2011年よりタイに活躍の場を移した「夢追人」。https://www.thaich.net/itotaku
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