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タイで成功するのに欠かせない最低限の条件とは!?|タイの変人ポーにインタビュー

2022年6月1日 配信
タイで成功するのに欠かせない最低限の条件とは!?|タイの変人ポーにインタビュー

変人ポー/左(撮影:日本橋龍馬会)

タイ在住のサムライを自称する変人ポー。タイ山岳少数民族アカ族・村長の娘と結婚、一男一女をもうける。2022年3月に二冊同時出版をした『変人ポーの人間力』では独自の哲学を展開し、『変人ポーの平和論』では千年計画での世界平和を本気で考える。この連載では「人生たったの一度きりだから…」と豪語する彼の哲学を深堀りしてみる。(インタビュアー:梅田 隼人)


タイ人を嫌いになる方法?

「タイ人を嫌いになる一番手っ取り早い方法はタイ人と一緒に仕事をすることだ」という記事を見たことがある。これについて変人ポーの意見を聞いてみた。

 

タイで成功する人としない人

変:「嫌いになる方法」の時点で私にはどうでもいい事です。そうしたネガティブに思考する事自体を兼ねてより絶っているのでそれはいいとして、代わりに私から言えることがあります。それは「タイで成功する人としない人」の事です。

梅:詳しく教えてください。

 

タイで成功するのに欠かせない最低限の条件とは!?

変:タイで成功している人とそうでない人を見ていると、あるポイントが浮かび上がってきます。それは、グローバルマナーがあるかないかの違いです。グローバルマナーとは、ここでは「タイ人をリスペクトする心」とでも言っておきましょう。

梅:つまり、タイ人をリスペクトしないと成功できないという事ですか?

変:成功するには他の要素もあるので、ここでは「タイで成功するのに欠かせない最低限の条件」くらいに言っておきます。それに相当するのがグローバルマナー・タイの人たちをリスペクトする心、といった感じですね。

梅:もう少し具体的にお願いします。

 

例えば…

変:例えばタイ人を上から見下しているような人であったり、タクシーで「ボッタクリ!」と言って運転手と喧嘩するような人であったり、「タイ人を嫌いになる方法」とか言う人であったり。そういった人は続かないですね。数年もすればタイから居なくなっています。

一方、タイで成功している人というのはその大小はあれど、そこには「タイ人へのリスペクト」が在るものです。例えばタイ人従業員が300人いる会社のトップであっても、タイ人と地べたに座って肩並べて一緒に飲めるような気概を持つ人のことです。

変人ポー
本名:苅部俊雄
1978年、神奈川県生まれ。専門学校神田外語学院(KIFL)卒業。2002年に初めて来タイ、タイ在住歴は合計で14年。2000~2015年までの下積み時代には27回転職、26回引越、5ヶ国に住み、5社の起業を経て現在に至る。2010年、NPO法人日本PR(東京都)理事長。2019年、一般社団法人全国龍馬社中第189番加盟タイ龍馬会会長。2022年、『変人ポーの人間力』『変人ポーの平和論』(共に幻冬舎)を二冊同時出版。

『変人ポーの人間力』『変人ポーの平和論』二冊同時出版をしたその理由とは!?

<内容紹介>

変人ポーの人間力
もっと早く読んでいれば……!母国日本の未来を圧倒的スケールと独自哲学で綴る啓蒙書。テクノロジーの現代に必見の英知を凝縮した一冊。葉装家 稲荷重藏氏推薦!

変人ポーの平和論
世界80億人が必見!”それ”を維れ新めるにはこの本にあるような教育が必要だ。教育は、全てである。 郷士坂本家十代目 坂本匡弘氏推薦!

全国の書店、Amazon、Kindleにて好評発売中!

 

『変人ポーの人間力』『変人ポーの平和論』二冊同時出版をしたその理由とは!?

別書『人間力』はこれからの時代における自己啓発がテーマとなる。具体的にはテクノロジーとグローバル社会においての“超実践的”自己啓発本で、本書『平和論』 はその“超具体的”方法論の一つをまとめた内容となっており、両書は“対”になっていることが特徴だ。そしてこれは“知識”と“知恵”の対のことであるとも言えよう。つまり、知識の『人間力』、知恵の『平和論』ということにもなり、どちらか一方が欠けてもその魅力は半減してしまう。

ここで知識と知恵の違いについては、変人ポーの言葉をそのまま引用する。

「知識はあくまで知識だ。知識は行動を伴うことにより知恵となる。そして、この知恵は答そのものだ」

よって書籍『人間力』だけでは単なる自己啓発本に過ぎず、これでは従来の自己啓発本とともに単なる知識で終わってしまうこととなる。書籍『人間力』は、知恵の『平和論』という背景があってより現実的な哲学として完成する。

また書籍『平和論』だけでは机上の空論、あるいは“事実と意見の違い”もわからぬままに誤解され兼ねない。書籍『平和論』は、知識の『人間力』という裏付けがあってはじめて現実的な方法論となる。

本書を読み終える時にはこの意義が本当の意味で理解していただけることを祈念しつつ、ここに紡いでいく。

<『変人ポーの平和論』はじめにより抜粋>

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