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タイ南部・スラタニ県のタイ湾に浮かぶリゾートアイランドであるパンガン島から、バンコクまで飛行機を使わず、船・バス・タイ国鉄の夜行列車を乗り継いで移動しました。なお、本記事の内容は2025年9月時点の情報です。
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パンガン島は、美しいビーチや豊かな自然で人気の島として知られ、世界的にはフルムーンパーティーの開催地としても有名です。欧米を中心とした旅行者から高い支持を集める、タイ湾屈指のリゾートアイランドです。
そんなパンガン島から今回は、空路ではなく海路と陸路を組み合わせ、首都バンコクを目指しました。
島に滞在中、タイ国鉄公式予約サービス「D-Ticket」で本土にあるスラタニ駅からバンコク(クルンテープ・アピワット中央駅)行き夜行列車のチケットを購入。エアコン付きの2等寝台車で714バーツでした。
https://dticket.railway.co.th/DTicketPublicWeb/home/Home
本当はもう少し早い時間帯にスラタニ駅を出発する列車が理想でしたが、空席の都合もあり、確保できたのは19時31分発の列車でした。
寝台も本来は人気の下段ベッド(1階席)が希望でしたが空きはなく、今回は上段ベッドに。下段は乗り降りしやすく、窓から景色も見えるため人気が高く、料金もちょっとだけ高めです。
パンガン島からスラタニ駅へは、ボートとバスがセットになったジョイントチケットで移動。11時30分に船で出発し、タイ湾を渡って14時ごろにドンサック港へ到着しました。

エアコンが付いた大きな船
港では接続バスが待っており、そのまま乗り込めばOK。難しい手続きもなく、そのままスラタニ駅へ向かいます。約1時間30分後の15時30分ごろ、スラタニ駅に到着しました。
つまり今回の旅は、11時30分にパンガン島を出発し、19時31分発の夜行列車に乗車、翌朝6時10分にバンコクへ到着する移動でした。時間はかかりますが、船・バス・鉄道を乗り継ぎながらタイを縦断していく感覚があり、旅らしさは十分です。

駅に着いてから列車までは約4時間待ち。外はかなり暑く、周辺を長く散歩する気分でもありません。そこで駅前にあった食堂に入り、食事を済ませることにしました。
この食堂は外国人旅行者の利用も多いようで、英語メニューや写真付きメニューも用意されており、注文しやすい雰囲気。旅行者にはありがたい存在です。

食事を終えたあとは、結局ひたすら駅で待機。チケット売り場はエアコンが効いています。


今の時代、スマートフォンさえあれば時間はいくらでも潰せます。SNSや動画を見たり、構内を散歩したりしていると、待ち時間もそこまで苦ではありませんでした。

なお、駅では荷物を預けて外出することも可能。


やがてホームに、南部方面から走ってきたタイ国鉄第86列車が到着。スラタニ駅から途中乗車する形で、いよいよ夜行列車の旅が始まります。

車両に乗り込み予約席に行くと、すでにベットがセットされていました。

以前タイ国鉄の夜行列車に乗ったときは、新しい車両でベッド横にコンセントがありました。そのため今回も同じ感覚で、駅でスマホの充電残量をあまり気にせず使っていたのですが、実際に乗り込んでみると今回の車両は古いタイプ。コンセントなどないことに気づきました!がっかり!

とはいえ、夜行列車に乗ってしまえば、あとは寝るだけです。


揺れる列車の中で眠り、朝5時30分ごろになるとスタッフがやって来ました。寝台は手際よく片付けられ、ベッドはベンチ席へと変身。シーツや布団も回収され、車内は一気に朝の空気へ変わっていきます。

朝方になると、飲み物や軽食を売りに来る姿も見られます。明るくなり始めた外の景色を眺めながら、軽く何かをつまむ時間も、夜行列車ならではの楽しさです。

あとはバンコク到着を待つだけ。車内にはトイレもあり、朝の時間も特に困ることはありません。
眠っている間に南部から首都へ近づき、目覚めればバンコク。飛行機ならあっという間の移動ですが、船で海を渡り、バスで本土を走り、夜行列車で北上する――そんな移動そのものが旅になるルートでした。

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