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毎日お届けする「タイの今日は何の日」。10月29日、タイではどのような出来事があったのでしょうか。
10月29日は、タイの「タイ伝統医学の知恵の日(วันภูมิปัญญาการแพทย์แผนไทยแห่งชาติ)」です。タイ伝統医学の発展に大きな役割を果たしたラーマ3世の功績をたたえ、伝統医学や民間療法、タイハーブなどの知識を次世代へ受け継いでいく日とされています。
毎年10月29日は、タイの「タイ伝統医学の知恵の日」です。
タイ政府は2015年6月16日の閣議で、ラーマ3世を「タイ伝統医学の父(พระบิดาแห่งการแพทย์แผนไทย)」とすることを承認するとともに、毎年10月29日を「タイ伝統医学の知恵の日」と定めました。
ラーマ3世の時代には、タイ各地に伝わっていた医学や薬草などの知識が集められ、広く一般の人々が学べるようにする取り組みが進められました。
その代表的なものが、バンコクのワット・ポーに残されている伝統医学に関する石碑です。
薬の処方や治療法、人体のツボ、健康維持のための「ルーシーダットン」と呼ばれる体操など、さまざまな知識が寺院内に記録されました。
これらは一部の専門家だけが持つ知識ではなく、多くの人が学び、病気や健康管理に役立てられるよう公開されたものでした。
ワット・ポーの碑文は2011年、ユネスコの「世界の記憶」に登録されています。
10月29日が記念日に選ばれたのは、ラーマ3世がこの日にワット・ポーを訪れ、カティナ衣を奉納したことが、寺院の大規模な修復と伝統医学の知識を記録する取り組みにつながったことに由来します。
現在も10月29日前後には、タイ伝統医学、タイ式マッサージ、民間療法、薬草などを紹介する行事が各地で行われています。
日本では1881年10月29日、板垣退助を中心として「自由党」が結成されました。
国会開設を求める自由民権運動が広がる中、国会期成同盟を基盤として誕生した政党で、板垣退助が総理、中島信行が副総理となりました。
自由党は、フランスの自由主義思想などの影響を受けながら、藩閥政府に対抗して国会開設や国民の政治参加を求めました。
しかし、自由民権運動の一部が急進化し、福島事件や加波山事件などが発生。結成からちょうど3年後の1884年10月29日、自由党は解党を決議しました。
つまり10月29日は、日本最初期の政党の一つである自由党が誕生し、3年後の同じ日に解党した日でもあります。
世界では1969年10月29日、現在のインターネットの前身となる「ARPANET」で、初めてコンピューター間のメッセージが送信されました。
アメリカのカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)から、スタンフォード研究所のコンピューターへ「LOGIN」という文字を送ろうとしました。
ところが「L」「O」の2文字を送ったところでシステムが停止。
結果として、インターネットの祖先ともいえるネットワークで最初に送られたメッセージは「LO」となりました。
その後システムは復旧し、「LOGIN」の送信にも成功。この実験から半世紀以上が経過した現在、インターネットは世界中の生活や仕事を支える社会基盤となっています。
※出典
タイ保健省「วันภูมิปัญญาการแพทย์แผนไทยแห่งชาติ」
タイ政府広報局「วันภูมิปัญญาการแพทย์แผนไทยแห่งชาติ」
タイ保健省「การสาธารณสุขไทย」
国立国会図書館「黎明期の政党を担った人々」
アジア歴史資料センター「年表|公文書にみる明治日本のアジア関与」
UCLA「Leonard Kleinrock」
UCLA「As internet turns 50」
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