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タイ東北部で男性の頭部と性器を切断、現場近くから発見 30歳の男を拘束

2026年7月19日 配信

2026年7月17日夜、タイ東北部ウドンターニー県バーンドゥン郡の田園地帯にある小屋で、頭部と性器を切断された男性の遺体が発見されました。警察は翌18日、現場近くの小屋で暮らしていた30歳の男を拘束。男の小屋付近から、被害男性のものとみられる頭部と性器が入った容器が見つかり、事件との関係を詳しく調べています。

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タイ警察やウドンターニー県警による一般向けの正式発表は、19日までに確認できていません。本記事は、現場で警察関係者や救助隊、地元住民を取材した複数のタイメディアの報道を照合して構成しています。

田んぼの小屋で頭部のない遺体を発見

事件があったのは、ウドンターニー県バーンドゥン郡ポーンスーン地区の田園地帯です。

報道によると、7月17日午後8時10分ごろ、バーンドゥン警察署の捜査官が、田んぼに建てられた小屋で男性が死亡しているとの通報を受けました。

警察、バーンドゥン病院の医師、科学捜査担当者、救助隊が現場を確認したところ、小屋の蚊帳の中で男性の遺体が見つかりました。

被害男性の年齢については、タイメディアの報道で35歳と36歳の両方が伝えられています。

遺体は頭部と性器が切断され、胸や腹部には刃物による複数の傷がありました。両足のアキレス腱も切断されていたと伝えられています。

現場では遺体の周囲に白い粉がまかれ、胸付近には大型の刃物が置かれていたとの報道もあります。

胸と腹部に少なくとも7カ所の刺し傷

司法解剖の初期所見として報じられた内容によると、被害男性は発見時点で死亡から約2時間が経過していたとみられています。

右胸の乳首より上の部分には、幅約2センチの刺し傷があり、肺が損傷して胸腔内に空気がたまる状態になっていました。医師は、この傷が短時間で死亡につながった重要な傷だったとみていると伝えられています。

さらに、へその周囲には左右合わせて6カ所の刺し傷が確認されました。

首の切断面は滑らかではなく、刃物を繰り返し動かして切断したような状態だったと報じられています。

現場に残された血液が、頭部を切断された事件としては少なかったことから、警察は、男性が死亡した後に頭部を切断された可能性や、別の場所で殺害された後に遺体が運ばれた可能性も含めて調べています。

頭部などを捜索、別の小屋で血痕

警察と救助隊は、切断されて持ち去られた頭部と性器を捜すため、周辺の池、草むら、木の穴、田畑などを捜索しました。

その後、遺体発見現場の近くにある別の小屋から、血痕や毛髪とみられるものが見つかりました。

報道によって、この小屋までの距離は約50メートルまたは約100メートルと異なっていますが、いずれも遺体発見現場から近い別の小屋だったと伝えています。

警察は証拠品を回収し、DNA鑑定などの科学捜査を進めています。

現場近くで暮らす30歳の男を拘束

7月18日、タイ警察第4管区の捜査員、ウドンターニー県警、バーンドゥン警察署の合同捜査班が現場を再捜索しました。

現場には、ウドンターニー県警副本部長のナッタポン・パヨームマイ警察大佐、同県警捜査課長のチャクラポップ・シータンタ警察大佐、バーンドゥン警察署長のポンパン・ナークワー警察大佐らが入ったと伝えられています。

警察は、現場近くの小屋で暮らしていた30歳の男を重要参考人として拘束しました。

男の小屋からは、毛布に付着した血痕や、遺体のそばにあった刃物と組み合わせられる可能性がある鞘が見つかったと報じられています。

男は殺害への関与を否定。一方、警察による尿検査では薬物反応が確認され、まず薬物使用の容疑で身柄を拘束されたと伝えられています。

男に精神科の治療歴があるとの報道もありますが、病歴や薬物使用と今回の事件との因果関係は明らかになっていません。

塗料用容器から頭部と性器を発見

7月18日午後1時30分ごろ、地元のVRバーンドゥン救助隊が男の小屋付近を捜索したところ、白い塗料用の容器から、被害男性のものとみられる頭部と性器を発見しました。

頭部は二つに分けられ、焼けたような痕跡があったと報じられています。容器内や周辺からは、犬や牛などのものとみられる骨も見つかりました。

また、一部の報道は、瓶の中から人間の脳のように見える物体が発見されたと伝えました。

しかし、この物体が実際に人間の脳なのか、被害男性のものなのかについて、科学捜査による鑑定結果は公表されていません。

一部メディアは、男が人体の一部を食べるために保存していた可能性を示す刺激的な見出しを付けていますが、警察が食用目的だったと認定した公式発表や、男がそのように供述したとの確かな情報は確認できません。そのため、現段階では憶測として扱う必要があります。

被害男性は事件前にも襲われていた

被害男性は事件前の1年間に、少なくとも2回襲われていたと報じられています。

1回目は2026年4月で、クロスボウや矢を発射する器具に似た武器で撃たれたとされています。

さらに7月13日には、魚を突くためのもりのような器具で刺され、病院で治療を受けていました。7月17日に小屋へ戻った後、その日の夜に遺体で発見されたと伝えられています。

被害男性は過去に襲われた際、犯人について警察や周囲に詳しく話さなかったとされています。警察は、過去の襲撃と今回の殺害事件に関連があるかについても調べています。

犯行動機や殺害場所は未確定

地元住民の証言では、被害男性と拘束された男はいずれも単独で生活することが多く、薬物に関係する問題があったとされています。

ただし、こうした住民の証言は警察が確認した捜査結果ではなく、事件の動機を示すものでもありません。

警察は、男の小屋で見つかった血痕や毛髪、刃物の鞘、衣類、切断された頭部などを詳しく鑑定し、遺体発見場所が実際の殺害現場だったのかも含めて捜査を進めています。

2026年7月19日現在、30歳の男が殺人容疑で正式に逮捕されたとの警察発表は確認できていません。現段階では薬物使用容疑で身柄を拘束され、殺害事件について事情聴取を受けている段階とみられます。

出典

※2026年7月19日現在、タイ警察本部、タイ警察第4管区、ウドンターニー県警、バーンドゥン警察署が一般向けに公開した、この事件に関する正式声明は確認できていません。報道間で被害者の年齢、村番号、現場間の距離などに違いがあるため、確定できない項目は断定を避けています。