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タイ警察は2026年7月17日、タマリンドペーストの容器に結晶状覚醒剤「アイス」約2キロを隠し、日本へ送ろうとした事件で、犯罪組織に銀行口座を提供した疑いのあるタイ人の男(50)を逮捕したと発表しました。
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この事件は、先日に「日本行きのタマリンド容器から覚醒剤2キロ、タイ警察が依頼主を追跡」として伝えていたものです。
バンコク首都圏警察によると、捜査当局は7月16日午後4時ごろ、パトゥムターニー県タンヤブリー郡のランシット・ナコンナーヨック通り付近で男を逮捕しました。容疑は「国際犯罪組織への関与」です。
事件は、日本へ荷物を運ぶよう依頼された女性が、預かった食品の中に不自然に重いタマリンドペーストの容器があることに気付き、警察へ通報したことで発覚しました。
警察が容器6個を調べたところ、タマリンドペーストの内部から6包以上に分けられた結晶状覚醒剤が見つかりました。押収量は合計約2キロで、ほかの加工食品とともに箱に詰められ、日本へ送られる予定だったということです。
捜査を進めた結果、荷物を日本へ運ぶ人物への報酬の支払いに、逮捕された男名義の複数の銀行口座が使用されていたことが判明しました。
男は警察の調べに対し、「マリ」と名乗るベトナム人女性と1年以上交際しており、外国人である女性の利便性のため、カシコン銀行とサイアム商業銀行の口座を使わせていたと供述しています。
女性は現在ベトナムに滞在し、男には「来月タイへ戻る」と話していたとされています。
警察は、ベトナム人を中心とする組織が、タイ人名義の銀行口座を利用して日本への運搬費用を支払っていたとみています。
これまでの捜査では、逮捕された男のほか、荷物の運搬を依頼したベトナム人、配達員を通じてピンクラオ地区のコンドミニアムへ荷物を運ばせた外国人の男、男名義の銀行口座や銀行アプリを実際に管理していたとみられる外国人が関与した疑いが浮上しています。
荷物が置かれたコンドミニアムは、関係者の実際の居住先ではなかったということです。
警察は男の住居を捜索するとともに、資金の流れや関係者の特定を進め、覚醒剤の入手元や日本側の受取人を含む組織の全容解明を急いでいます。
バンコク首都圏警察は、海外へ荷物を運ぶよう依頼された際には、内容物を十分に確認するよう呼びかけています。不審な荷物や通常より重い容器などを見つけた場合は、国外へ持ち出す前に警察へ通報するよう求めました。
また、知らない人物や十分に信頼できない人物から荷物を預かることを避け、知らないうちに麻薬密輸の運び役や共犯者にならないよう注意を促しています。
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