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タイで15種目の恐竜を確認、カラシン県で新種「ウラガサウルス」発見

2026年7月14日 配信

タイ政府広報局は2026年7月10日、東北部カラシン県で発見された竜脚類の化石が、新属新種の恐竜「ウラガサウルス・カラシネンシス(Uragasaurus kalasinensis)」と命名されたと発表しました。タイで正式に命名された恐竜としては15種目とされています。

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化石は、カラシン県カムムアン郡ディンチー地区にあるプーノイ化石産地で見つかりました。マハーサーラカーム大学の研究チームが調査し、約1億5000万年前の後期ジュラ紀に生息していた、首の長い草食恐竜の仲間と分析しました。

研究では、保存状態の良い背骨の一部をCTスキャンなどで調べ、骨内部の空洞構造や突起の形状に、ほかの恐竜には見られない特徴を確認しました。系統解析の結果、ウラガサウルスは、非常に長い首を持つことで知られるマメンチサウルス科の初期に分岐した種類と位置づけられています。

学術誌『Scientific Reports』に掲載された論文によると、ウラガサウルスはタイで正式に命名された初のマメンチサウルス科恐竜です。東南アジアにおける同科の多様性や分布を考える上でも重要な発見とされています。

属名の「Uraga」は、サンスクリット語で「蛇」を意味する言葉に由来し、長い首を表しています。「saurus」はギリシャ語でトカゲを意味し、種小名の「kalasinensis」は発見地のカラシン県にちなんで付けられました。

プーノイ化石産地では、これまでにも恐竜のほか、古代のカメ、ワニ類、魚類、サメ類など多数の脊椎動物化石が確認されています。今回の発見によって、後期ジュラ紀のタイ東北部と中国を含む東アジアの動物相につながりがあった可能性も示されました。