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カブトガニ卵料理で女性が重体 2口で心停止状態に スリン県が販売停止要請

2026年2月25日 配信

写真は食べられるカブトガニ

タイ東北部スリン県で、カブトガニ(タイ語:แมงดาทะเล)の卵を使った料理を食べた女性が重篤な症状を起こし、集中治療室(ICU)で治療を受ける事案が発生しました。県公衆衛生当局は同様の症状を訴える患者が確認されたとして、関連メニューの販売停止を要請しています。各報道が伝えています。

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報道によると、女性は移動式シーフードイベントで購入した「カブトガニ卵のヤム(和え物)」を食べた後、唇のかゆみやしびれを感じ始めました。約40分後には症状が悪化し、舌や口のしびれ、脱力感、呼吸困難などが現れ病院へ搬送。救急室では嘔吐や意識喪失が見られ、一時は脈拍が確認できない状態となり、人工呼吸器による処置が行われました。現在は容体が改善傾向にあるものの、入院治療が続いています。

スリン県公衆衛生事務所によると、同様に舌や口のしびれなどの症状を訴える患者が計3人確認されています。当局は食材サンプルを回収し、毒性の有無について検査を進めるとともに、供給元の調査を行っています。県内の販売業者にはカブトガニ卵を使用したメニューの販売停止が要請され、巡回市場が訪れる予定の各地域でも監視体制が強化されています。

カブトガニには「食用種」と「有毒種」が存在

タイで「แมงดาทะเล(海のカブトガニ)」と呼ばれる生物には複数の種類があり、食用とされるものと毒を持つものが存在します。

・ミナミカブトガニ(Indo-Pacific horseshoe crab)
 → 一般的に食用とされる種

・マルオカブトガニ(mangrove horseshoe crab)
 → テトロドトキシンなどの神経毒を含む場合があり、過去には死亡例も報告

両者は外見が似ているため、一般消費者が見分けるのは難しいとされています。識別の目安として、尾の断面形状が挙げられ、丸い断面は毒性種、三角形は食用種とされますが、加工段階で尾が切除されている場合は判別が困難になります。

タイ保健当局は過去にも、有毒種の誤食による健康被害が発生したことを受け、注意喚起を行っています。専門家は、出所が明確でない個体や加工済みのカブトガニについては特に注意が必要だと呼びかけています。

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