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クリスマスで賑わうタイ東部パタヤで、外国人観光客が育毛効果をうたう商品を購入し、金銭的被害を受けたとして警察に被害届を提出しました。各報道が伝えています。
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警察によりますと、2025年12月25日午前0時30分ごろ、ドイツ国籍の57歳の男性がパタヤ警察署を訪れ、路上で販売された健康関連商品について詐欺の可能性があるとして相談しました。男性は工業系エンジニアで、観光のためパタヤを訪れていたということです。
被害が起きたのは、パタヤビーチロードのソイ13/2付近です。男性は散策中、外国人の男から声をかけられ、「頭髪が再生する」などの効果を強調され、健康補助食品とされる商品を2個購入しました。支払った金額は2万2,000バーツを超えていたとしています。
その後、男性が商品を確認したところ、説明されていたような効果は確認できず、価格も実際の価値に見合わないと感じたことから、だまされた可能性があるとして警察に被害を届け出ました。髪の毛を取り戻したいという真摯な気持ちにつけ込む形の詐欺行為とみられています。
地元関係者によりますと、パタヤの観光地周辺では、観光客を狙って健康食品やハーブ製品を高額で販売するケースがこれまでも報告されており、警察が関係者を確認した結果、返金に応じた例もあるということです。
警察は被害の詳しい経緯を調べるとともに、観光客に対し、路上での高額商品の勧誘には十分注意するよう呼びかけています。
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