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バンコク空港での不当検査報道を否定、タイ空港公社が公式に反論

2025年12月20日 配信

タイ空港公社(Airports of Thailand、以下AOT)は2025年12月19日、12月18日に一部のカンボジア系メディアが報じた「バンコクの空港を経由する欧州渡航者が不適切かつ過度に厳しい検査を受けている」との情報について、事実ではないとして公式に否定しました。

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問題となった報道では、フランスにあるカンボジア王国大使館が、バンコクの空港を経由する乗客に対し、搭乗前の長時間にわたる事情聴取や、不合理な資産証明の要求、カンボジアでの宿泊予約内容の詳細な確認、さらには手荷物の紛失事例が発生しているとして注意喚起を行ったと伝えられていました。

これに対しAOTは、指摘された内容はいずれも事実ではないと明言しています。バンコクを含むAOT運営の空港では、国際基準に基づき、安全確保と円滑な渡航手続きを両立させた旅客サービスを提供していると説明しました。

AOTによりますと、すべての管理空港において手荷物の追跡を行う「バゲージ・リコンシリエーション・システム(BRS)」を導入しているほか、乗客からの苦情や問い合わせに対応する体制も整備されており、公平かつ効率的な空港利用環境の確保に努めているとしています。

また、AOTが運営する6つの国際空港では、出発便に関する旅客および手荷物の保安措置が、International Civil Aviation Organization(ICAO)の基準に準拠した規定および標準運用手順に基づいて実施されていると強調しました。これらの措置は国際的な監督の対象となっており、安全および保安の両面で国際基準を満たしているとしています。

AOTは、タイの空の玄関口として、正確な情報の発信と国際的な信頼の維持に、今後も継続して取り組む姿勢を示しています。

 

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