タイ代表・石井正忠監督、突然の契約解除を報告「何て不誠実な人たちなんだろう」と吐露

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タイサッカー協会（FA Thailand）は2025年10月21日、男子タイ代表の石井正忠監督との契約を終了したと発表しました。協会は、チーム運営や指導方針が協会の方針と一致しなかったことを理由として挙げています。

一方、石井監督は自身のInstagramストーリーで、契約解除が突然伝えられた経緯を明らかにしました。
投稿によりますと、同日午前10時にタイサッカー協会から「台湾戦の振り返りを行いましょう」と呼び出され、会議の場で「本日契約を解除する」と突然告げられたとしています。協会側からは「各年代のスタッフを入れ替えたいから」という説明があったものの、石井監督は「気持ちの整理ができないため、同意のサインはしなかった」と記しています。

その後、午後には協会から正式な契約解除の発表が行われたといい、石井監督は「何て不誠実な人たちなんだろう」と協会の対応に不満をにじませました。一方で、これまでタイ代表を応援してきたファンや関係者に対して「今まで応援してくださった皆様、本当にありがとうございました」と感謝の言葉も述べています。

石井監督は2023年12月にタイ代表監督に就任し、これまでに30試合を指揮。16勝を挙げ、勝率は53％でした。

タイサッカー協会は「技術委員会が速やかに新監督を選定する」としており、11月13日のシンガポール戦（国際親善試合）および11月18日のスリランカ戦（AFCアジアカップ2027予選）に向けて準備を進める方針です。