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タイ北部ラムパーン県コーカー郡ライヒンで2025年10月5日、葬儀で配られた料理を食べた住民が相次いで体調不良を訴え、50人以上が病院に搬送されました。各報道が伝えています。
10月5日夜、複数の集落に住む人々が腹痛、下痢、嘔吐などの症状を発症しました。患者はいずれも同日昼に行われた葬儀で配られた「カオカームー(豚足煮込みご飯)」とゆで卵を食べており、数時間後に食中毒の症状が現れたとみられます。
葬儀は71歳の女性の火葬を終えた後に行われ、多くの住民が料理を受け取りました。その後、50人以上が体調を崩し、夜にはコーカー病院に搬送される事態となりました。
病院は患者の受け入れで混乱し、搬送には住民の車や病院の車が使われました。多くの人が経口補水液を飲みながら順番を待ち、嘔吐用の袋を手にする姿も見られるなど、緊迫した状況が続きました。
住民の証言によると、葬儀で配られた料理を食べた直後に腹痛や下痢を訴える人が次々と出たということで、地元保健当局は原因食品や感染経路の特定を進めています。
「カオカームー」は、豚足を香辛料と醤油ベースでじっくり煮込み、ご飯にかけて食べるタイの人気料理で、屋台や食堂でも広く親しまれています。
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