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タイ・クリスチャン協議会は2025年10月7日、加盟するあるプロテスタント教会が「火による悪魔祓い」の儀式を行ったことなどを受け、加盟資格の一時停止を含む措置を発表しました。声明は、教義と規定に反する行為が確認されたことを踏まえたものです。
協議会は、宗教局(DRA)からの報告と事実確認を経て、この教会の行為がプロテスタントの基本的な信仰や協議会の憲章に反していると判断。次の3点の対応を明記しました。
・問題の解決と結論が得られるまで、該当教会の協議会加盟資格を一時的に停止する。
・問題解決の進捗と対応策について報告を求め、協議会として今後の対応を検討する。
・親組織に対し、ネットワーク全体の監督・点検を行い、再発防止策を徹底するよう要請する。
協議会は声明の中で、加盟教会には基本的な信仰の原則と法令・社会秩序を順守する義務があると強調。今回の対応は、教義上の混乱や宗教を利用した不正行為を未然に防ぐための措置であるとしています。
この件をめぐっては、当該教会が「聖霊の火」と称して悪魔祓いを行い、寄付金の額に応じて神の祝福が与えられると主張していたことなどが報じられ、宗教局や関係団体が調査を進めています。
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