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バンコク首都圏警察は2025年10月3日、ヴィパワディー・ランシット通りで危険運転を行ったとして、バンコク在住の44歳の男を逮捕しました。男はアルコール検問所の手前で違法にUターンし、逆走して検問を回避しようとした疑いが持たれています。
事件は8月29日、バンコク北部のヴィパワディー・ランシット通りで発生しました。容疑者はワット・セミヤンナリー寺院からバンケーン方面に向かう途中、アルコール検問所「クローン・バンケーン」の直前で突然Uターンし、対向車線を逆走。検問を避けるための危険な運転で、周囲の車や歩行者を危険にさらしました。
警察は交通管制センターの監視カメラ映像から車両を特定し、捜査を進めて容疑者を逮捕。危険運転(他人の生命・身体の安全を顧みない運転)の容疑で送検しました。
10月1日、北バンコク地方裁判所は禁錮1か月・罰金4,000バーツの判決を言い渡し、禁錮刑は2年間の執行猶予とされました。さらに、1年間の保護観察、4回の出頭報告、24時間の社会奉仕活動が科されています。
今回の摘発は、バンコク首都圏警察が進める「騎士の眼(ดวงตาอัศวิน)」プロジェクトの一環です。警察は防犯カメラによる監視と証拠収集を強化し、危険運転や違法レースを徹底的に取り締まっています。担当者は「昼夜を問わず、違反者は逃れられない」と強調し、交通ルールの順守を呼びかけました。
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