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女子高生、一人で出産した我が子を「捨て子」と偽り通報

2025年9月2日 配信

タイ東北部シーサケート県ムアン郡で2025年9月1日、高校3年生の女子生徒(19)が一人で出産した赤ちゃんを「家の前に捨てられていた」と偽って警察に通報する出来事がありました。チャンネル7が伝えています。



報道によると、事の発端は、同日午後4時頃に191番(日本の110番に相当)に寄せられた通報でした。通報者は「家の前に赤ちゃんが置き去りにされている」と訴え、これを受けて地元警察と病院の当直医が現場の貸家へ急行しました。

現場で警察が発見したのは、通報した女子生徒と、生まれたばかりの男の赤ちゃんでした。当初、女子生徒は「家の外で赤ちゃんを拾った」と主張しました。

しかし、警察は女子生徒の様子に不審な点があることに気づきました。彼女は顔色が悪く、ぐったりしており、出血が見られたため、出産直後の女性である可能性が高いと判断しました。警察が問い詰めると、女子生徒はついに、その赤ちゃんが自分の子供であることを認めました。

彼女は同じ高校に通う男子生徒と交際していましたが、妊娠したことを9ヶ月間、両親に隠し通していました。出産も、誰にも頼らず一人で耐え抜いたといいます。出産後、どうしてよいか分からなくなり、虚偽の通報をして、もしうまく事が運べば、その赤ちゃんを「保護した」ことにして自分で育てたいと考えていました。

警察は、母子ともに病院へ搬送し、手当てを受けさせました。今後の捜査や法的措置については、まず女子生徒の両親に連絡を取り、状況を説明した上で判断する方針です。

 

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