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2025年7月16日、タイ東北部ウボンラチャタニー県の国境地帯で行われたパトロール中に、陸軍第6021歩兵中隊の兵士3名が地雷を踏み負傷しました。これを受け、タイ陸軍は当事者の兵士らへの支援措置と名誉回復を実施しています。
負傷したのは以下の3名です。
(兵士) タナパット・フイワン
(兵士) ナッタウット・スリキム
(軍曹) パティパット・スリラーパック
このうち、タナパット兵は左足を失う重傷を負い、すでに手術を受けています。タイ陸軍は彼の勇気と貢献を称え、階級を特別昇進で「軍曹」に引き上げるとともに、7階級分の名誉昇進、約96万バーツ(約400万円相当)の補償・支援金の給付、さらに退役後は月額約15,600バーツの年金支給と各種手当を付与する方針を明らかにしました。また、「戦士の自由勲章」第2級と退役軍人証も授与され、家族の軍務登用優先権も提供されます。
他の2名についても胸部の打撲など軽傷が確認され、陸軍からそれぞれ1万バーツの見舞金と追加の支援が提供されます。
パナ陸軍司令官をはじめ、指揮官らは病院を訪れて負傷兵と家族を励まし、引き続き万全のケアと支援を約束しています。陸軍は「国境での任務にあたる兵士たちの勇気と犠牲に深く感謝する」と述べています。
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