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強盗・詐欺で逃亡の英国人、サムイ島で観光業を違法運営

2025年5月26日 配信

タイ南部スラタニ県のサムイ島で2025年5月24日、イギリスで強盗や詐欺の容疑により指名手配されていたイギリス人の男2人が、入国管理警察により逮捕されました。2人は現地で違法に観光関連ビジネスを運営しながら潜伏していたとみられています。



入国管理局によると、逮捕は5月24日夕方、サムイ島ボープット地区で行われました。2人はイギリスでの刑事訴追を逃れてタイに入国し、タイ人名義を利用して事業を運営していたとのことです。こうした行為はタイ法において禁じられています。

1人目の男は、強盗容疑でイギリス当局から追われており、タイの刑事裁判所が発行した逮捕状に基づいてペッチャラット・マリーナで身柄を確保されました。ボープット地区の借家で生活していたとされ、現在はイギリスへの送還に向けて手続きが進められています。

もう1人の男は、観光ビザで入国し、チャウエン・ビーチ地区で実業家を装って活動していましたが、イギリスでは詐欺罪で有罪判決を受けていた人物であり、服役を逃れてタイに逃亡していたことが判明しました。

調査の結果、この男とその家族はタイ人名義を用いて複数のビジネスを違法に設立していたとされ、地方の移民警察、観光警察、ボープット警察、行政当局による合同捜索により、ホテル1軒とバー・レストラン6軒、計7軒の施設が摘発されました。すべてチャウエン地区の観光エリアに位置しています。

当局はこれらの事業が正当な許可を得ていたかどうかを調査中で、違法性が確認され次第、関係者全員が法に基づき厳正に処罰される見通しです。

なお、詐欺容疑の男に対しては滞在許可がすでに取り消されており、イギリス当局からは正式な身柄引き渡し要請が提出されています。現在、タイ入国管理法に基づいて「不適格者」として分類されており、送還に向けた準備が進められています。

 

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