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ドイ・インタノンを「ASEAN遺産公園」へ、9月16日から現地審査

2026年9月16日 配信

タイ政府は、チェンマイ県のドイ・インタノン国立公園を「ASEAN遺産公園(ASEAN Heritage Park)」として登録するための手続きを進めており、ASEAN生物多様性センター(ACB)の専門家による現地審査が2026年9月16日から18日まで行われます。登録されれば、タイでは11カ所目のASEAN遺産公園となります。



タイ政府によると、国家生物多様性保全・利用委員会は5月6日、ドイ・インタノン国立公園をASEAN遺産公園として推薦することを承認しました。天然資源・環境省が手続きを進めており、今回の現地審査は正式登録に向けた重要な段階となります。

ドイ・インタノン国立公園は約29万6,922ライの広さがあり、チェンマイ県のチョームトーン、メーチェム、メーワーン、ドイローの4郡にまたがっています。

公園の約89.5%を天然林が占め、チャオプラヤー川水系につながるピン川の重要な水源地域でもあります。

生物多様性も豊かで、これまでに少なくとも1,271種の植物と393種の野生動物が確認されています。希少種や固有種、絶滅の危機にある動物も生息しており、カモシカ類やシロテテナガザルなどが確認されています。また、新種の地衣類21種も発見されています。

国立公園内の約40.48%は、特に厳格な保全が求められる「第1級水源地域」に指定されています。

ドイ・インタノンは標高2,565メートルのタイ最高峰としても知られています。年間5億4,000万立方メートル以上の水を供給する水源として、周辺の35村、74コミュニティーを支える役割も担っています。

現地審査を通過した後は、ASEAN遺産公園委員会、ASEAN環境高級実務者会合などでの審議を経て、ASEAN環境大臣会合で正式な認定に向けた手続きが進められる予定です。

タイでは現在、10カ所がASEAN遺産公園として認定されています。政府はドイ・インタノンの登録を通じ、生物多様性や水源林の保全を強化するとともに、エコツーリズムや研究、地域経済の発展にもつなげたい考えです。

※出典:タイ政府広報局「รัฐบาลดัน “ดอยอินทนนท์” สู่มรดกอาเซียน ชูผืนป่าธรรมชาติ 89.5% แหล่งต้นน้ำ–ความหลากหลายชีวภาพระดับภูมิภาค」

 

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