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タイ中部プラチュワップキーリーカン県ホアヒンのホテルで従業員を殺害し、金品を奪ったとして起訴された男に対し、ホアヒン県裁判所は2026年9月8日、死刑判決を言い渡しました。カオソッドが報じました。
事件は2026年1月19日午前3時15分ごろ、ホアヒン郡内のホテルで発生しました。
報道によると、男は勤務中のホテル従業員の頭部を鉄パイプで殴って殺害し、金品を奪って現場から逃走しました。ホテルの防犯カメラ映像が重要な証拠となり、その後、警察が男を逮捕しました。
事件発生後の捜査や逮捕については、タイPBSも警察情報をもとに報道しており、鉄パイプが使われたことや、被害者の所持品が奪われたことなどが伝えられています。
裁判で男は起訴内容を認めましたが、裁判所は事件が重大で残虐性が高く、被害者の家族にも深刻な損失を与えたとして、減刑すべき事情はないと判断し、死刑を言い渡しました。
今回の判決は一審判決で、被告には控訴、上告する権利があります。
タイでは現在も死刑制度が存続しており、殺人や薬物犯罪などの重大犯罪で死刑判決が言い渡されることがあります。
一方で、実際の死刑執行は長期間行われていません。
タイで直近に死刑が執行されたのは2018年6月18日です。当時26歳だった男に対し、薬物注射による死刑が執行されました。
男は2012年7月、タイ南部トラン県で男性から財布と携帯電話を奪い、24回刺して殺害したとして死刑判決を受けていました。
タイでの死刑執行は、2009年8月24日に薬物犯罪で有罪となった2人に執行されて以来、約9年ぶりでした。
2018年6月の執行以降、タイでは死刑判決が出されるケースはあるものの、実際の執行は確認されていません。
タイでは近年、死刑判決を受けた受刑者の減刑についても議論が続いています。
2026年8月には、死刑判決を受けた受刑者について、恩赦などで刑が軽減された場合でも一定期間以上の服役を求める方向で、減刑ルールの厳格化が検討されていることが伝えられました。
今回のホアヒン県裁判所の判決は一審段階であり、今後の控訴・上告などによって最終的な刑が変わる可能性があります。
※出典
ข่าวสด:ศาลพิพากษาประหารชีวิต “ไอ้แซม” ฆ่าชิงทรัพย์พนักงานโรงแรมกลางเมืองหัวหิน
Thai PBS:事件発生・捜査に関する報道
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