|

バンコク南刑事裁判所は2026年6月11日午前9時、2015年にバンコク中心部ラチャプラソン交差点のエラワン廟付近で発生した爆破事件の判決を言い渡す予定です。Thai PBS NewsやMGR Onlineなどが伝えました。
★こんな記事も読まれています★
タイ政府、FBIなど国際捜査機関との連携強化へ 越境犯罪・サイバー犯罪対策で協力確認
事件は2015年8月17日午後7時ごろ、バンコク中心部ラチャプラソン交差点のエラワン廟付近で発生しました。多くの観光客が訪れる場所で爆発が起き、20人が死亡、160人以上が負傷。犠牲者にはタイ人のほか、中国本土、香港、マレーシア、シンガポール、インドネシアなどからの旅行者も含まれていました。タイ国内外に大きな衝撃を与えた重大事件です。
事件の影響は、日本関連イベントにも及びました。2015年8月28日から30日まで、爆発現場に近いバンコク・セントラルワールドで開催予定だった「ジャパンエキスポ タイランド2015」は、爆弾テロの影響で開催延期となりました。同イベントは「ジャパンフェスタ イン バンコク」と「トーキョー クレイジー カワイイ バンコク」の共催で、AKB48、真野恵里菜、でんぱ組.incなど日本のアイドルも出演予定でした。
この事件では、ウイグル人のYusufu Mierailiと、Bilal MohammedまたはAdem Karadagとされる男の2人が起訴されました。審理は長期化し、事件発生からおよそ11年を経て判決を迎えることになります。
Thai PBS Newsによると、これまでに検察側証人400人以上、被告側証人45人以上が出廷。証拠書類は1万ページを超え、物証も多数提出されました。また、公判ではウイグル語と英語の通訳も用いられており、判決言い渡しの際にも通訳が入る見通しです。
事件をめぐっては当時、タイ当局によるウイグル人の中国送還問題との関連も取り沙汰されました。ただし、動機や背後関係については捜査・公判を通じて長く注目されてきました。
タイの治安史に残る重大事件は、発生からおよそ11年を経て、大きな節目を迎えます。
爆弾テロ発生当時のニュース
関連記事
新着記事