THAILAND HYPERLINKS ไทยแลนด์ ไฮเปอร์ลิงค์ タイ旅行やタイ生活とタイエンタテイメントのポータルサイト

タイ東北部ウドンタニのタイヌードル店で13人搬送、塩と誤認か「白い粉」をスープに使用

2026年6月10日 配信

タイ東北部ウドンタニ県ムアン郡のクワイティアオ店(タイヌードル店)で、客や店関係者ら13人が体調不良を訴えて病院に搬送される事案がありました。タイメディア各社が2026年6月9日に伝えました。

★こんな記事も読まれています★
無許可工場でルークチンやムーヨーを大量製造、タイ全国に出荷か



報道によると、事案が起きたのは6月8日昼ごろ。ウドンタニ県ムアン郡ノンブア地区のクワイティアオ店で食事をした客や店主の家族らが、吐き気、嘔吐、めまい、呼吸困難、下痢などの症状を訴えました。搬送されたのは計13人で、このうち6人が入院して治療を受けているとされています。

クワイティアオは、米麺や中華麺などを使うタイの定番麺料理で、屋台や食堂で広く食べられています。今回の店では、スープの調理に使われた白い粉状の物質が原因となった可能性があるとして、警察と保健当局が調べを進めています。

店主の70歳の女性は、普段からクワイティアオのスープを調理しており、当日は「塩」と思った白い粉を調味料として使用したと説明しています。この粉は、店主の息子が数日前に持ってきたもので、見た目は古く、やや黄色がかっていたものの、なめると塩味がしたため、塩だと思って使ったということです。

店主はスープを調理した後、自らも味見をしました。その後、唇のしびれやめまい、下痢などの症状が出たと話しています。店を手伝っていた親族の女性もスープを味見した後、激しい嘔吐や下痢の症状が出たと説明しています。

また、店主の娘はクワイティアオを食べた後、けいれんや視覚異常、強い倦怠感を訴え、救急搬送されたとされています。客の中にも重い症状を訴えた人がいて、35歳の男性は腹痛、顔面蒼白、呼吸困難などの症状で搬送され、集中治療室で治療を受けたと報じられています。

警察の調べに対し、店主の息子は、問題の白い粉を近所の男性の家から持ってきたことを認めました。近所の男性は、廃品回収のために集めた物の中にあった袋で、清潔ではないため持って行かないよう伝えたと説明しているということです。

ウドンタニ県警の科学捜査担当者と地元警察は6月9日、関連する白い粉状の物質が入った袋を押収しました。県保健当局も店の食品や原材料のサンプルを採取し、検査機関に送って詳しい原因を調べています。

現時点では、体調不良の原因物質は特定されておらず、警察と保健当局は検査結果を待つとともに、店主、店を手伝っていた親族、粉を持ち込んだ息子、廃品回収をしていた近所の男性らから事情を聴く方針です。

店主は、長年クワイティアオ店を営んできたが、これまでこのような事案はなかったとし、客や家族に被害が出たことについて深く後悔していると話しています。

当局は、食品を扱う事業者に対し、出所の不明な調味料や原材料を使用しないこと、調理前に原材料の状態を確認すること、衛生管理を徹底することの重要性を改めて呼びかけています。