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太陽でXクラスの大規模フレア発生、強い地磁気嵐を観測 タイへの直接的影響はなし

2026年1月21日 配信

タイ国立天文研究所(NARIT)は、2026年1月19日に太陽表面でXクラスの太陽フレアが発生し、それに伴うコロナ質量放出(CME)が地球に到達した結果、強い地磁気嵐(G4)が発生したと発表しました。ただし、この現象によるタイへの直接的な影響は確認されていません。

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NARITによりますと、今回の現象では、太陽から大量の帯電粒子を含むCMEが高速で放出され、地球の磁場に衝突しました。米国海洋大気庁(NOAA)は、CMEの衝撃波が1月20日午前2時38分(タイ時間)に地球へ到達し、その直後にG4クラスの地磁気嵐が発生したことを確認しています。CMEの影響は数時間続き、高緯度地域では強いオーロラが観測されたとの報告もありました。

一方、NARITは、CMEによる影響の大きさはCME内部の磁場の向きによって大きく左右されると説明しています。CMEの磁場が南向きの場合、地球の磁場と結合しやすく、エネルギーが地球側に流れ込みやすいため、地磁気嵐が強まります。一方で、磁場が北向きの場合は、多くのエネルギーが地球磁場によって偏向され、影響が抑えられるとしています。

ただし、CMEが地球に到達するまで、その磁場の正確な向きを事前に把握することは非常に難しく、宇宙環境を監視する探査機「DSCOVR」や「ACE」などによるリアルタイム観測によって、初めて詳細が判明するケースも多いとしています。

今回発生した太陽フレアは、X1.9クラスで、太陽黒点群「AR4341」付近から発生し、1月19日午前1時9分(タイ時間)に最大強度を記録しました。NOAAは、このフレアにより、地球の日照側、特に北米および南米地域で強い電波障害(R3レベルのラジオブラックアウト)が発生したと報告していますが、これについてもタイへの影響はありませんでした。

NARITは、過去にはさらに大規模な事例もあり、2024年10月初旬にはX9.05クラスの太陽フレアが観測されたことを紹介しつつ、今後も太陽活動の動向に注意を呼びかけています。