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©タイ警察中央捜査局
タイ警察中央捜査局(CIB)は2025年12月26日、保護森林での違法伐採などの容疑で、元男性モデルの男(32)を逮捕したと発表しました。男はタイ人とドイツ人のハーフで、控訴審の判決公判に出廷せず、裁判所の逮捕状が出たまま逃亡していました。
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CIBによりますと、男は森林法、国立保護林法、国立公園法、チェーンソー規制法に違反した疑いがあり、ペチャブリー県裁判所から2025年8月21日付で逮捕状が出されていました。捜査の結果、男は逃亡中も保護された森林に侵入し、違法に伐採した木材をSNSを通じて公然と販売していたことが確認されたということです。
警察は木材購入を装ったおとり捜査を実施し、男に接触。木材の受け渡しを名目に自宅へ向かい、本人であることを確認したうえで逮捕状を提示し、ペチャブリー県ノーンヤープローン郡の住宅前で身柄を確保しました。その後、男はペチャブリー県裁判所に送致されています。
取り調べに対し男は、逮捕状の対象者本人であることを認めたうえで、これまで本件で逮捕されたことはなかったと供述しました。また、違法行為に及んだ背景について、薬物問題に関与したことで仕事を失い、安定した収入がなくなったため、逃亡生活の中で違法伐採と木材販売を行っていたと説明しているということです。
警察は、森林資源を狙った違法行為は自然環境に深刻な被害を与える重大犯罪であるとして、今後も同様の事案に対する取り締まりを強化していくとしています。
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