両替レート
|
|

タイ最高裁判所は、故プラティップ・ナロンデート氏の遺産を巡る一連の争いについて、長男クリット・ナロンデート氏を唯一の遺産管理人とする最終判断を示しました。判決は上告審判決番号3781/2568として読み上げられ、控訴審が認めた共同管理体制を取り消す内容となっています。
★こんな記事も読まれています★
タイ交通警察が“心臓移送ミッション”を再び完遂、147例目の命をつなぐ搬送に成功
最高裁は、クリット氏が遺言に基づき遺産を管理してきた経緯や、故人からの信頼、家族からの支持などを総合的に判断し、「最も適任であり、遺産管理を任せるに十分な能力がある」と認定しました。

一方で、控訴審が共同管理人に任命していた次男のナポン・ナロンデート氏については、最高裁が資格なしと判断し、共同管理人の地位を取り消しました。 理由として、2018年以降、ナポン氏が父のカセム氏や兄弟らと複数の民事・刑事訴訟で争い、家族間に深刻な対立が生じている点が挙げられています。裁判所は「このような対立が続く状況では、円滑な遺産管理が困難になる」と指摘しました。
遺産争いは、2013年にプラティップ氏が死去した後に始まり、
一審: クリット氏を遺言通り遺産管理人に任命
控訴審: ナポン氏を共同管理人に追加
と判断が分かれていました。今回の最高裁判決により、クリット氏単独での遺産管理体制が最終確定し、約10年以上にわたった“十数億バーツ規模の遺産管理権争い”に事実上の決着がついた形です。
関係者によると、家族側は「正義が示された」とコメントし、裁判所および関係者への感謝を述べています。
関連記事
新着記事