バンコク刑事裁判所、コーケーオ氏とナポン氏に禁錮2年の判決　WEH株を巡る控訴審

タイ・バンコクのラチャダー刑事裁判所は2025年11月11日、ウィンド・エナジー・ホールディングス（WEH）の株式を巡る控訴審判決を言い渡し、元警察庁長官夫人のコーケーオ・ブンヤジンダー氏と、その娘婿であるナポン・ナロンデート氏に、禁錮2年（執行猶予なし）の判決を下しました。

裁判所は、原告であるカセム・ナロンデート氏の署名を偽造した書類を使用し、株式を移転したとする起訴内容について、有罪と判断しています。

また、関係者から提供されたプレスリリースによりますと、家族側は「正義が示された」とコメントし、裁判所や関係者への感謝を述べたとしています。

今回の件は、以前の一審で無罪判決が出ていましたが、控訴審で判断が覆った形です。今後、被告側が上告するかどうかは明らかになっていません。

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