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パンガン島で米国人の男を薬物販売容疑で逮捕、ソファから立ち上がらなかった理由とは?

2026年10月24日 配信

タイ南部スラタニ県パンガン島で2026年10月21日、タイ入国管理局の捜査員が薬物販売に関与した疑いで米国人の男(34歳)を逮捕しました。男の自宅からは、ソファの肘掛け部分に設けられた隠し場所などから、総額約1,300万バーツ相当の薬物が押収されました。タイ入国管理局が10月23日に発表しました。



ソファから立ち上がらない男、不審に思った捜査員が発見

逮捕されたのは、パンガン島に約7年間滞在していた米国人の男で、通称「ドム」と呼ばれていました。

捜査員は10月21日午後4時10分ごろ、パンガン島のハードヤオ通りで男を逮捕。靴下の中に隠されていた複数の薬物を発見し、さらに自宅の捜索を行いました。

自宅では、男がソファに座ったまま立ち上がろうとしなかったことから、捜査員が不審に思って詳しく調べました。すると、ソファの肘掛け部分に改造された秘密の収納スペースがあり、大量の薬物が隠されているのが見つかりました。

コカインやMDMAなど大量押収

今回の捜査で押収された薬物は、コカイン約1.6キログラム、結晶状のケタミン約1.4キログラム、錠剤のケタミン340錠、エクスタシー2,540錠、MDMA約349グラム、4-MMC約72グラムで、推定総額は約1,300万バーツに上ります。

また、薬物の小分けに使用する道具やデジタルはかり、携帯電話、金融取引に関する資料なども押収されました。

携帯電話からは、薬物の種類や販売価格、大量購入時の割引などを案内する販売情報も確認されたということです。

外国人観光客向けの薬物販売に関与か

今回の逮捕は、2026年5月に発生したブラジル人とイスラエル人の薬物販売事件の捜査を進める中で、米国人の男の関与が浮上したものです。

入国管理局によると、男は2023年ごろから薬物に関わるようになり、その後、外国人観光客を対象に販売するようになった疑いがあります。特にパンガン島で開催されるパーティーなどを通じて薬物を流通させていたとみられています。

男は無許可での薬物販売や販売目的の所持、コカイン使用などの容疑で、パンガン島警察署に引き渡されました。

警察は薬物の入手経路について、タイ国内からの調達と海外からの密輸の両面で捜査を進めるとともに、資金の流れや関係者の特定を急いでいます。

※出典
Thai PBS
MGR Online
Thairath