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タイ保健省疾病管理局(DDC)は、現在の猛暑期に熱中症、水難事故、狂犬病などの健康リスクが高まるとして国民に注意を呼びかけました。2026年3月10日にタイ政府メディアNNTが伝えています。
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当局によると、暑く湿度の高い気候は体温が40度以上に上昇し、体の熱調節機能が正常に働かなくなることで発生する熱中症の危険を高めます。症状にはめまい、頭痛、吐き気、疲労、動悸、混乱、意識喪失などがあり、特に子ども、高齢者、屋外労働者、高血圧や糖尿病、心疾患などの持病がある人はリスクが高いとされています。
当局は、直射日光を長時間浴びることを避け、水分を十分に取る、通気性の良い軽い衣服を着る、飲酒を控えるなどの対策を呼びかけています。熱中症の疑いがある場合は日陰や涼しい場所へ移動させ、速やかに病院へ搬送するか、救急ホットライン「1669」に連絡するよう求めています。
また、暑季には水難事故も増える傾向があります。過去10年のデータでは、3月から5月の期間に年間平均964人が溺水事故で死亡しています。事故の多くは池、貯水池、運河、川などの自然水域や農業用水域で発生しており、特に正午から夕方にかけての時間帯に多く、犠牲者の多くはライフジャケットを着用していなかったとされています。当局は、子どもから目を離さないこと、水辺での活動時にはライフジャケットを着用すること、飲酒した状態で水に入らないことなどを呼びかけています。
さらに、猛暑期には狂犬病にも注意が必要としています。狂犬病は主に犬や猫など感染した動物の咬傷や引っかき傷、唾液を通じて感染します。タイでは2026年に入りすでに2人が狂犬病で死亡しており、いずれも動物に噛まれた後に医療機関を受診していなかったとされています。
当局は、動物に噛まれたり引っかかれたりした場合はすぐに石けんと水で10~15分以上傷口を洗い、速やかに医療機関でワクチン接種を受けるよう呼びかけています。また、ペットの飼い主には動物へのワクチン接種と適切な管理を求めています。
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