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タイ入国管理局は2025年12月2日、中国当局の要請を受け、タイ国内に潜伏していた中国人3人を人身取引および詐欺関連の容疑で逮捕したと発表しました。3人は、中国人をだましてミャンマーやカンボジアのコールセンター詐欺拠点へ連れて行く役割を担っていたとされています。
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中国・江蘇省の警察当局によると、容疑グループは2024年12月から2025年7月にかけて、「海外でクレジットカードを開設すれば返済不要で現金化できる」と虚偽の説明を行い、多くの中国人を国境付近へ誘導。その後、仲間が手引きしてミャンマーやカンボジアに越境させ、詐欺拠点に送り込み、コールセンター詐欺を強制していたとされています。被害者は120人以上、被害額は約100万元にのぼります。
中国当局は国内で11人を逮捕しましたが、主要関係者とみられる3人がタイへ逃亡していました。
タイ入国管理局の捜査によると、3人は観光ビザでタイに入国後、バンコクのスクンビットやラプラオのコンドミニアムで別々に生活していました。張り込み調査の結果、いずれもビザ期限切れの不法滞在で身柄を確保。また、同居していた1名についても、中国側の指名手配対象であることが確認されました。
3人は、タイ側で必要な手続きを経た後、中国当局へ引き渡され、同国で刑事手続きが行われる予定です。
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