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©タイ入国管理局
タイ入国管理局は2025年12月2日、薬物密輸事件で国際手配中だったイタリア人の男をバンコク市内で逮捕したと発表しました。男はタイの新しい長期滞在制度「指名手配中のイタリア人を逮捕、デスティネーション・タイランド・ビザ(Destination Thailand Visa:DTV)を利用して入国し、国内で潜伏していたとされています。
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イタリア当局によると、この男は自国で違法薬物を郵便物として送付する密輸ネットワークに関与した疑いがあり、複数の薬物取引事件に関わったとして捜査対象となっていました。イタリアの裁判所は既に逮捕状を発行しており、イタリア大使館からの情報提供を受け、タイ側が追跡を開始しました。
タイ入国管理局は、男がバンコクのコンドミニアムに滞在しているとの情報を掴み、捜査チームを派遣。デスティネーション・タイランド・ビザを利用して入国していたことが確認され、身柄を確保しました。逮捕時、男は薬物事件への関与については説明を拒んでいるものの、国際手配中である事実は認めているということです。
入国管理局は「新たな長期ビザ制度を犯罪目的で悪用することは許されない」と強調しており、今後はイタリア当局と調整のうえ、送還手続きを進めるとしています。
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