偽造自動車部品を販売した62歳の男を逮捕　被害額は50万バーツ超

©タイ警察中央捜査局

タイ警察中央捜査局（CIB）は2025年11月27日は、バンコク・ポムプラップサトルーパイ区内の商業ビルで、偽造自動車部品を販売していた62歳の男を逮捕したと発表しました。容疑は「他人の登録商標を偽造または模倣した商品を販売目的で所持・提供した」ものです。

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経済犯罪捜査課には、フォード（Ford）ブランドの知的財産権保護代理人から「オンライン店舗が偽造部品を販売している」との通報が寄せられていました。捜査班が調査を進めたところ、部品の保管および販売場所を特定。知的財産局やブランド側の代表と連携し、知的財産・国際貿易裁判所の捜索令状を得て、対象の商業ビルを検査しました。

捜索の結果、フォードおよびFOMOCOの商標を偽造した自動車部品319点を押収。内訳はオイルフィルター、エアフィルター、燃料フィルター、イグニッションコイルなどで、推定被害額は50万バーツ以上に及ぶとされています。男は商品が自分の所有であることを認め、その場で逮捕されました。

捜査は、警察幹部の指揮のもと実施され、男は今後、経済犯罪捜査課が法的手続きを進める予定です。