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国際コンサルティング企業レゾナンス・コンサルタンシー(Resonance Consultancy)は、世界の都市力を評価するランキング「世界のベストシティ 2026(World’s Best Cities 2026)」を発表しました。人口100万人以上の100都市を対象に、経済指標や文化、観光、SNS上での注目度などを総合的に分析したものです。
2026年版の世界1位はロンドン、2位はニューヨーク、3位はパリで、今年も欧米の大都市が上位を占めました。アジアでは、東京が世界4位に入り、引き続き地域トップの評価となっています。
■東京は世界4位、アジアで最も高い評価
東京は「レストラン」と「美術館・博物館」の分野で世界1位に選ばれ、食文化やアートの豊かさが高く評価されています。また、空港アクセスの改善や渋谷駅周辺の再開発、公共空間の整備など、都市の利便性や歩きやすさが向上している点も注目されています。
■バンコクは22位、前年から大幅に順位を上げる
タイのバンコクは前年32位から22位へと10ランク上昇し、大きな伸びを見せました。失業率の低さやサービス産業の強さに加え、スワンナプーム国際空港の新ターミナル開業、大型複合開発の進行など、都市インフラの改善が評価につながっています。ショッピングやレストランの分野でも高い順位を獲得しました。
■大阪は23位にランクイン
日本では、大阪が世界23位に入りました。2025年に開催される大阪・関西万博に向けて、鉄道アクセスの改善や再開発が進み、観光需要の回復や市街地の回遊性向上が評価されています。多彩なグルメやストリートフードも都市の魅力として引き続き注目されています。
■トップ10(2026年)
1 ロンドン
2 ニューヨーク
3 パリ
4 東京
5 マドリード
6 シンガポール
7 ローマ
8 ドバイ
9 ベルリン
10 バルセロナ
ランキングは「住みやすさ」「魅力度」「経済力」などをもとに算出されたもので、都市ブランドや投資、観光の動向を判断する指標として活用されています。
https://www.worldsbestcities.com/rankings/worlds-best-cities/
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