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タイ政府観光庁(TAT)は、政府が掲げる「タイをアジア太平洋地域の航空・観光ハブとして発展させる」という目標に向け、航空分野を軸とした観光促進策を積極的に進めています。2025年11月16日のタイ広報局が伝えています。
TATは11月15日、バンコクで開催された「第69回アジア太平洋航空会社協会(AAPA)総会」を共同主催しました。同会議は、地域の主要航空会社のリーダーが集まり、21世紀の航空産業の未来を議論する重要なプラットフォームです。
今回の総会は、タイの航空ポテンシャルを国際社会に示すとともに、航空路線を通じた観光促進を強化する機会となりました。TATはこの場を活用し、各国の航空会社と次の4つの協力を進める姿勢を表明しました。
・新規国際路線の開設やタイへの増便支援
・航空マーケティング分野での連携強化
・国際航空ネットワークの拡充による競争力向上
・グリーン航空の潮流に合わせた持続可能な観光協力の推進
またTATは、タイの観光への理解を深めてもらうため、翌16日に参加者向けの1日ツアーを実施。ワット・ポー(ワット・プラチェトゥポン)訪問やチャオプラヤー川クルーズ付きランチなどを提供しました。
TATは「Amazing Thailand: Healing is the New Luxury」のコンセプトのもと、質の高い旅行者からの信頼を高め、タイの観光成長に寄与すると強調。地理的にアジア太平洋の中心に位置し、地域の航空交通の要衝である強みを活かし、航空ハブ化への歩みを進めていく考えです。
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