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バンコク首都警察(Metropolitan Police Bureau)は2025年11月7日、詐欺事件に関与したとみられるタイ人の男3名を、バンラック警察署の捜査により逮捕したと発表しました。
事件は11月2日、被害者がバンラック署へ「企業に関する公的書類を偽造され、金を騙し取られた」と届け出たことから発覚。容疑者らは文書偽造、公文書の不正使用、詐欺などの疑いが持たれています。
警察は防犯カメラ映像、証拠書類、証言を集め、逮捕状を取得。首都警察捜査部、バンラック署捜査班、首都警察第6管区などの合同チームが追跡し、3人全員を確保しました。
3人の役割は次の通りです。
容疑者1:企業に採用されたふりをして社内システムのアクセス権を取得し、社内情報を不正に持ち出した疑い
容疑者2:現金を引き出すため、仲間を車で各地に移動させ、計5回の現金引き出しに関与した疑い
容疑者3:会社登記の役員名義に自分の名前を入れ替える工作を行い、銀行口座を操作して約1,800万バーツ(約7,500万円)を引き出した疑い
3名はすでに身柄を拘束され、バンラック警察署へ移送されました。
今後、詐欺や文書偽造などの容疑で正式に起訴手続きが進められます。
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