殺人容疑の中国人をチェンライで逮捕

バンコクのスティサーン警察署は2025年11月7日、殺人などの容疑で国際手配されていた中国籍の40歳の男を逮捕しました。警察によると、男は「他人を殴打して死亡させたほか、別の被害者に重傷を負わせた」容疑で、タイ刑事裁判所から逮捕状（第6325/2568号）が出ていました。逮捕状は2025年10月29日に発付されたものです。各報道が伝えています。

捜査の過程で、男がミャンマーとの国境近くに逃走したとの情報が寄せられ、警察が現地を確認したところ、チェンライ県チェンセン郡の「三ールデントライアングル国境検問所前」で容疑者を発見。午後4時頃、身柄を確保しました。

警察官が本人確認を行ったところ、男は逮捕状に記載された人物と認め、これまでに逮捕されていなかったことも確認されたとしています。逮捕後、容疑と権利を告げた上で、バンコクのスティサーン警察署へ移送され、取り調べが続けられています。

警察は、事件の詳しい経緯や背後関係について引き続き捜査を進める方針です。