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バンコク・ナナで外国人薬物グループを一斉摘発、9人逮捕

2025年10月27日 配信

タイ警察は2025年10月26日未明、バンコクのナナ地区で外国人による薬物密売グループを摘発し、ナイジェリア国籍8人とタイ人1人の計9人を逮捕しました。押収されたのはコカイン約4グラムと多数の携帯電話で、さらに一部の容疑者については「飲み込んだ薬物の排出」を待って追加確認を進めています。



今回の作戦「Take Down Black-Shadow Nana(闇を崩せ・ナナ作戦)」には、バンコク首都警察と麻薬取締警察(NSB)の合同部隊約40人が参加。捜査員らは建設作業員や夜の従業員などに扮して潜入し、ナナ・ソイ11周辺の路上で薬物販売を行っていたグループを現行犯で取り押さえました。中には逃走しようとしたり、証拠隠滅のため薬物を飲み込もうとした者もいたといいます。

警察によると、発端は海外の旅行者向け掲示板「ThailandTourism(登録者約43万人)」で、ナナ地区における黒人グループの薬物販売やスリ被害が多数報告され、観光地としての評判が悪化しているとの投稿が相次いだこと。これを受け、キッティラット警察庁長官が「観光の安全確保と健全なイメージ回復」を目的に全国の観光地を重点監視するよう指示しました。

潜入捜査では、容疑者らが「タイ人とは会話せず、外国人観光客のみに接触」「薬物を口に隠し、客が来ると吐き出して手渡す」「警察を察知するとすぐに薬を飲み込む」など、巧妙な手口を用いていたことが確認されています。

 

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