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王太后陛下崩御で「服喪期間」入り、タイ旅行はどうなる?

2025年10月27日 配信

タイでは2025年10月24日、シリキット王太后陛下が崩御されたとの発表がありました。王太后陛下はプミポン前国王(ラーマ9世)陛下の王妃として長年にわたり国と国民に尽くされ、深く敬愛されてきた存在です。
ご逝去を受け、政府は国家的な服喪期間に入りました。

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公的機関は半旗、国民は喪服を着用

アヌティン首相は、官公庁や国営企業、教育機関に対し、10月25日から30日間の半旗掲揚を指示しました。また、公務員や国営企業職員には1年間の喪服着用を求め、国民に対しても90日間は黒や落ち着いた色の服装を呼びかけています。

タイは通常通り開放、旅行制限なし

一方で、タイ国政府観光庁(TAT)は、「タイは通常どおり開放されており、観光・交通・商業活動も継続している」と発表。ホテル、レストラン、観光地、ショッピングモール、交通機関はいずれも平常営業しています。

外国人旅行者の入国や観光に制限はなく、TATは「訪問時には敬意を持った服装と振る舞いを」と呼びかけています。

コンサートやイベントはトーンを調整

政府は「娯楽活動を中止する必要はない」としていますが、主催者には哀悼の雰囲気に合わせた内容へ調整するよう要請しています。そのため、BLACKPINKなど大規模なコンサートでは派手な照明や演出を控える形で開催されています。

また、地下アイドルの小規模ライブなどは通常通り開催されており、観客への特別な制限は設けられていません。

旅行者が心がけたいマナー

服喪期間中の旅行では、派手な服装や大声での行動を避け、黒や白、グレーなど落ち着いた色を選ぶのが望ましいとされています。特に王宮や寺院、政府関連施設を訪問する際は、敬意を示す姿勢が求められます。ただ、旅行者が知らずに派手な色の服を着ていても、普通の服であれば特に問題なることはないはずです。

 

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