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2025年10月18日未明、タイ麻薬取締委員会は、警察および入国管理局と合同で、バンコク都ラチャテーウィ区のラチャプラロップ通りソイ14にあるパブを立ち入り捜索しました。各報道が伝えています。
この店は、かつてホテルとして使われていた建物を改装して営業しており、営業時間を超えて営業し、店内で薬物が使用されているとの苦情が当局に寄せられていました。
午前5時ごろ、捜査員らが突入した際、店内には外国人とタイ人を合わせて100人以上の客が音楽に合わせて飲食を楽しんでいました。当局は音楽を止め、客と従業員を分けて身分証やパスポートを確認し、薬物の簡易検査を実施しました。
その結果、床上からコカインやメタンフェタミン(アイス)などの粉末状薬物がジップ袋に入った状態で見つかり、証拠品として押収されました。さらに、客と従業員の尿検査を行ったところ、外国人11人、タイ人10人、計21人に薬物陽性反応が確認され、当局は関係者を拘束しました。
麻薬取締委員会によりますと、以前から外国人男とタイ人女の2人がこのパブでコカインなどを販売していたとの情報があり、今回の摘発はその捜査の一環だったということです。
この店は少なくとも1年以上営業を続けており、店内では大麻や電子タバコ、いわゆる笑気ガスなどの販売も行われていた可能性があります。ただし、店の経営者は薬物取引への関与を否定しています。
また、営業時間を法定の制限時間を超過していたことも確認されており、当局は営業許可証の適法性を調査中です。ディンデーン警察署と連携し、営業違反や薬物関連法違反の容疑で関係者の責任を追及する方針としています。
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