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旅行・レジャープラットフォームのKlook(クルック)が紹介した国際労働機関(ILO)の報告によりますと、タイは世界で3番目に労働時間が長い国に位置づけられています。調査では、タイの労働者の約46.7%が週48時間を超えて働いており、世界平均の40時間を大きく上回っていることが分かりました。2025年10月17日の各報道が伝えています。
さらに、タイ社会では「Presenteeism(プレゼンティーズム)」と呼ばれる、“出社していること自体が評価される文化”が根強く残っているとのこと。Klookが紹介したデータによりますと、35〜48%の従業員が「同僚に迷惑をかけたくない」「上司に悪く思われたくない」といった理由で有給を取りづらく、体調が悪くても出勤すると回答しています。このような傾向が、生産性の低下やバーンアウト(燃え尽き症候群)の増加につながっていると指摘されています。
Klookのタイ・香港・マカオ統括マネージャーであるケニー・チャン氏は、「多くのタイ人が旅行によってリフレッシュしたいと感じている一方で、心理的な壁があり、有給休暇を十分に使えていない」とコメントしています。
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