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京都市下京区の高級ホテル「デュシタニ京都」が、世界的なホテル格付け「ミシュランガイド」における「ミシュランキー ホテルセレクション2025」で、「1ミシュランキー」に選出されました。昨年に続く2年連続の受賞となり、タイの優雅なホスピタリティと京都の繊細なおもてなしを融合させた独自のスタイルが高く評価されました。
「ミシュランキー」は、ミシュランが導入した新しいホテル格付け制度で、「特に優れた滞在体験を提供する」宿泊施設に授与されます。建築やインテリア、サービスの質、施設の独自性、地域に根ざした体験など、5つの基準に基づいて選定が行われ、日本国内では全128軒が認定を受けました。
世界遺産・西本願寺の門前町に位置するデュシタニ京都は、タイの大手ホテルグループ「デュシット・インターナショナル」が手がける最高級ブランドです。アユタヤの仏塔を思わせる意匠や、京都の五重塔をモチーフにしたデザインを取り入れ、古都の情緒と現代的な快適さを両立させています。

館内では、シグネチャーレストラン「Ayatana(アヤタナ)」のディナーコース刷新や、ベンジャロン焼きの器で提供するアフタヌーンティーの展開など、美食体験を一層充実させています。また、銀座の名店「鮨 石橋正和」の技を継承した「シェフズテーブル紅葉」では、鮨のおまかせコースを提供。さらに、世界的なミシュランシェフやシャンパーニュメゾンとのコラボレーションも行い、多彩な食の魅力を国内外のゲストに発信しています。

そのほか、地域自治体との連携や、アウディ ジャパンとの協業による送迎体験の導入など、環境配慮と地域共生を重視した“サステナブル・ラグジュアリー”の実現にも取り組んでいます。
デュシット・インターナショナルのCOO、ジル・クレタラス氏は「2年連続での受賞は、チームの情熱とブランドの信頼の証です。タイ・ホスピタリティの真価が国境を越えて評価されたことを誇りに思います」とコメントしています。

同グループの旗艦ホテル「デュシタニ・バンコク」も「ミシュランキー」を獲得しており、再開発を経て2024年にリニューアルオープンしてからわずか1年で、複数の国際的な賞を受賞しています。グループ全体としても、ブランド力と革新性を兼ね備えたホテル運営が高く評価されています。

デュシタニ京都は2023年の開業以来、フォーブス・トラベルガイドでも4つ星を獲得するなど、国内外で高い評価を得ています。京都の静寂とタイの微笑みが調和したこのホテルは、訪れる人々に心の安らぎと五感を満た
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