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タイ中部プラチンブリ県カビンブリ郡ノンシー地区で、中国資本による工場の建設が当局の許可を得ずに進められていたことが分かり、地方自治体が建設停止を命じました。2025年10月10日の各報道が伝えています。
ノンシー地区行政機構は10月2日付で、建設現場に「無許可で建設を行っている」と記された大型の掲示板を3枚設置しました。建設は住宅や事務所、コンクリート道路、排水設備、杭打ち工事などを含むもので、地域当局への申請や許可が確認されていなかったということです。
建物は鉄骨構造とプレキャストコンクリートを用いた2階建てで、およそ15区画が確認されています。敷地内には駐車場や車両用の通路、排水管なども整備されており、工事はすでに全体の1割ほどが進んでいたとみられます。
ノンシー地区行政機構議長によりますと、同社は以前に1棟の工場建設については正式な許可を取得していましたが、その後、隣接地に無許可で建設を拡大したということです。議長は「許可を得ないままの建設は規則違反にあたるため、申請手続きが完了するまで工事を停止させる」と説明しています。
現在、当局は関係者から事情を聴き、今後の対応を検討しています。
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