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タイ東部のビーチリゾートで知られるパタヤで2025年10月4日、イラン人の男が警察官になりすまし、インド人観光客から現金を脅し取ったとして逮捕されました。観光都市の中心部で昼間に起きた事件で、警察は防犯カメラ約70か所を解析し、容疑者の特定につなげました。各報道が伝えています。
事件が起きたのは10月1日午後3時頃。パタヤのスクンビット通り沿い「リトルウォーク」前で、インド人男性2人がバイクで近づいてきたイラン人2人組に呼び止められ、警察官を名乗られて身体検査を求められました。その際、現金300ドル(約1万バーツ)を奪われたということです。
捜査チームは周辺70か所以上の防犯カメラを確認し、容疑者らがナクルア16のレンタル店でバイクを借り、犯行後に両替所で現金をバーツに替えたあと、南パタヤのソイ・イェンサバイに移動していたことを突き止めました。
10月4日、警察は南パタヤのイラン料理店で、防犯カメラ映像と特徴が一致する男を発見し逮捕しました。逮捕された男は、滞在許可を39日超過していたことも判明しています。現場では携帯電話、腕時計、事件で使用したマスクなどが押収されました。
警察は容疑者をバンラムン警察署に移送し、強盗や不法滞在などの疑いで捜査を進めています。共犯とみられるもう1人の行方も追っており、観光地の安全確保に力を入れる方針です。
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