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タイの国営バス会社「บขส.(ボーコーソー)」は2025年9月9日、バンコクのモーチット2(バンコク北バスターミナル)で新型バス「Euro 5」車両のお披露目イベントを開催しました。テーマは「Change For The Better(より良き変化へ)」で、環境に優しく快適な次世代車両を導入し、公共交通の質の向上を目指します。
導入される車両は全長12メートルで、VIP24席、1等特別32席、1等36席の3タイプが用意されます。欧州規格Euro 5のエンジンを搭載し、燃費性能を高めつつPM2.5など大気汚染物質を削減。GPSやCCTVを備えた安全システムを標準装備し、車内にはUSBポートや無料Wi-Fi、トイレや荷物スペースなども整備されます。
今回の刷新では車両だけでなく、乗務員の制服デザインも一新。明るいピンク色を基調とした制服が披露され、温かさや親しみやすさを象徴しています。女性ドライバーの積極登用も進めることで、利用者に安心と快適さを提供する方針です。
バスは計311台を新規リース(契約期間5年)し、2025年12月までに4回に分けて納入予定。第1弾の96台は9月中に運行を開始し、残りも順次10月・11月・12月と引き渡されます。これにより、老朽化した車両や契約満了のリース車両を置き換えることになります。
新型バスは全国主要路線に投入され、従来通り公式ウェブサイト、E-ticketアプリ、Facebookページ、LINE公式アカウント、全国のチケットカウンターで乗車券を購入できます。บขส.は「新しい車両とサービスで、公共交通の利便性と安全性をさらに高める」とコメントしており、今後の展開に注目が集まります。
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