THAILAND HYPERLINKS ไทยแลนด์ ไฮเปอร์ลิงค์ タイ旅行やタイ生活とタイエンタテイメントのポータルサイト

タイ国政府観光庁、タイ民族衣装「チュットタイ」着用を呼びかけ

2025年8月27日 配信

タイ国政府観光庁(TAT)は、国民に対しタイ民族衣装「チュットタイ(Thai National Costume)」を着用し、文化的アイデンティティを誇りとして表現するよう呼びかけています。テーマは「Chud Thai: Dressing the Nation in Heritage(民族衣装で国を装う)」で、世代を超えて伝統の美しさと意義を再認識することを目的としています。



8種類の民族衣装

対象となる衣装は、以下の8種類です。

タイ・ルアン・トン
タイ・チットラダー
タイ・アマリン
タイ・ボロムピマン
タイ・ドゥシット
タイ・チャックリー
タイ・シワライ
タイ・チャクラパット

これらは1960年、故プミポン前国王陛下とシリキット王太后陛下が欧米を公式訪問した際に、王太后陛下が宮廷衣装を研究し、現代の公式儀礼に適した形に洗練させたもの。以降「プララーチャニヨム」として公式衣装に位置付けられました。

グランドパレスで特別展

バンコクのグランドパレス内「クイーン・シリキット・テキスタイル博物館」では、8種類の衣装を紹介する特別展「Chud Thai: Dressing the Nation in Heritage」が開催されています。王太后が実際に着用した衣装も展示され、一部は初公開となります。開館時間は毎日9時~16時30分(最終入場15時30分、土曜は16時閉館)。

王族からのメッセージ

8月15日の開幕式では、シリワンナワリ王女殿下が「全ての女性、LGBTQを含む人々が、自信と誇りを持ってチュットタイを日常生活に取り入れてほしい」と述べ、王太后の功績を称えました。

観光庁の呼びかけ

TATのタパニー総裁は「タイ伝統衣装をまとうことは、喜びや創造性を分かち合い、世界に文化を示す大切な機会」と強調。国民に広く着用を促しています。

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク