タイの古着店、日本人とされる3人組が高額ヴィンテージTシャツを窃盗か（動画あり）

タイでは近年、ヴィンテージTシャツをはじめとした古着を求め、バイヤーや観光客が足を運ぶ姿が目立っています。そんな中、バンコク近郊ノンタブリー県バーンヤイ郡の古着店で、来店した外国人の若者3人が、高額なヴィンテージTシャツを盗んだ疑いが浮上しました。店主の証言では「日本人」とみられていますが、国籍は当局によって正式に確認されていません。FM91 Trafficproが2025年8月23日に伝えています。

事件が起きたのは8月18日午後。店主が一人で店を開けていた際、若い男性3人が訪れ、袋詰め販売の古着を時間をかけて選び、通常の商品を購入しました。その後、別の売り場に案内された際に、店主が希少な「ハーレーダビッドソン 3DヴィンテージTシャツ」（推定価格約1万5000バーツ）を見せたところ、会話で注意を引かれている隙に1人が商品をバッグへ入れ、持ち去ったとされています。

商品がなくなっていることに店主が気付いたのは数日後でした。常連客に頼まれて探したものの見つからず、防犯カメラを確認したところ盗難が発覚しました。映像には、当日来店した若者の一人がTシャツを隠す様子が映っていたといいます。夫妻は証拠映像を持参し、バーンヤイ警察に被害届を提出しました。

盗まれたTシャツは1990年代の希少品で、海外市場では高額取引されることもあります。店主夫妻は「まさか外国からの客が泥棒になるとは思わなかった」と語り、同業者に注意を呼びかけています。