両替レート
|
|

タイ警察ホワイクワン署は2025年8月16日午後11時50分ごろ、各関係機関と合同で、バンコク・ホワイクワン区プラチャウティット通りの「577 CLUB」に立ち入り検査を行いました。
事前情報で、同店が無許可で営業し、中国人を中心とする多数の外国人客が薬物を使用している可能性があると判明。約50人の捜査員が突入した際、店内にはタイ人122人、中国人客を中心とした外国人206人の計328人が飲酒やダンスを楽しんでおり、現場は一時騒然となりましたが、警察が音楽を止めて照明を点け、全員の協力を得て検査を実施しました。
調べの結果、店舗は営業許可および酒類販売許可を所持しておらず、利用客と従業員全員の尿検査で外国人6人から陽性反応(いわゆる「紫色尿」)が検出されました。6人は法的措置の後、国外退去手続きが取られる予定です。
また、VIPルームでは外国人客17人が利用中で、ソファ後方から袋入りの合成薬物「ハッピーウォーター」が発見されました。所有者を名乗る者はおらず、警察はDNA鑑定を実施して捜査を進めます。この薬物の持ち込みが店舗側の放置によるものかも調べ、該当すれば国家平和秩序評議会(NCPO)命令22/2558に基づき処分されます。
店長は「無許可営業」「無許可での酒類販売」の容疑で現行犯逮捕されました。警察によると、外国人客206人はいずれも観光ビザなど合法的にタイに入国していました。
関連記事
新着記事