ロッブリー県でカラオケ店を摘発、16歳少女を性的人身売買から保護

タイ警察中央捜査局（CIB）は2025年8月2日、ロッブリー県にあるカラオケ店を摘発し、16歳の少女を売春から救出したと発表しました。この作戦は、CIBの人身取引対策課が主導し、50歳の店舗オーナーを容疑者として逮捕しました。

警察は、ロッブリー県内のカラオケ店が売春を強要しているという情報提供を受け捜査を実施。潜入捜査官が客を装って店内に入ったところ、16歳の少女との売春行為が確認されました。料金は2,000バーツで、少女には1,800バーツ、店の取り分は200バーツでした。

その後、捜査チームは少女を保護するチームとカラオケ店を捜索するチームの二手に分かれて行動。ホテルで少女を保護すると同時に、カラオケ店ではオーナーを発見し、取り調べを行いました。

オーナーは、約10年間にわたって無許可で店を経営していたことを認めました。また、従業員が売春を行っている事実を認識しており、その都度、料金の一部である200バーツを自身に支払うよう取り決めていたことも自白しました。

オーナーは、「15歳以上18歳未満の者に対する売春による性的人身売買」「未成年者を雇用する違法なサービス店の経営」「無許可でのサービス店経営」の疑いで逮捕されました。