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タイ南部パッタルン県の専門学校で2025年8月2日午前9時ごろ、外壁塗装作業中のクレーン車のバスケットが落下し、作業員2名が地面に墜落。うち1人が死亡、もう1人が重傷を負いました。各報道が伝えています。
死亡したのは43歳の男性作業員で、事故当日は仕事復帰初日でした。彼は前日に結婚したばかりで、妻とはわずか一晩しか共に過ごせていませんでした。妻は「夫にこれからの人生を預けようとした矢先だったのに」と深い悲しみを語っています。
現場は6階建ての建物で、足場が届かない上層階の塗装作業のため、クレーン車が導入されていました。この日がクレーンの初稼働日で、事故はその際に発生しました。作業中にバスケットのスリングが破損し、2人の作業員ごと落下したとみられています。
現場のクレーン操作担当者(38歳)は、「作業前に安全ベルトの装着を指示したが、作業員が不慣れで着けていなかったようだ」と説明しています。
現在、警察が事故原因の詳細を調査しています。
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