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タイのデジタル経済社会省(DES)は、カンボジアとの国境に関連する虚偽情報がSNSなどを通じて急速に拡散しているとして、国民に注意を呼びかけています。2025年8月2日のタイ広報局が伝えています。
中でも大きな注目を集めた偽情報には、「タイ兵士がカンボジア兵を襲撃・斬首した」とするものや、「プレア・ヴィヒア寺院付近でタイ兵140人が死亡した」とする内容が含まれていましたが、いずれも事実無根であることが確認されています。
同省によると、1週間の調査で約95万5千件のオンライン投稿を監視し、そのうち128件がフェイクニュースであると断定されました。多くの誤情報は、7月27日に実施された人道的活動──タイ軍が12名のカンボジア兵の遺体を遺族へ丁重に引き渡した場面──の画像を意図的に加工・誤用したものでした。
DESは、こうした虚偽情報が国民の不安や混乱を助長し、緊張状態を悪化させる可能性があると警告。情報の出所を必ず公式チャンネルで確認し、疑わしい内容は「フェイクニュース対策センター」(ホットライン1111)に通報するよう呼びかけています。
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