出所の翌日に即犯行、パタヤビーチで観光客の携帯と現金を強奪

タイ東部パタヤのビーチで2025年6月17日午後2時30分ごろ、外国人観光客が携帯電話と現金を盗まれる事件が発生しました。犯人は、刑務所を出所してわずか1日後の男でした。

被害者は海水浴中、砂浜の近くにバッグを置いており、その中にあった携帯電話と現金約4,000バーツ以上が盗まれたといいます。

容疑者の男（40歳）は、ビーチ沿いを不審な様子で歩き回った後、無防備に置かれていたバッグを手に取り、そのままパタヤ・セカンドロード方面へ逃走しました。

しかし、現場を目撃していた通行人がすぐに追いかけ、警察にも通報。男は逃走中に携帯電話を地面に投げて破損させ、一部の現金は紛失しましたが、警察が近くで身柄を確保しました。

パタヤ市警察署の指揮のもと、捜査官や警ら班が迅速に対応し、容疑者には「昼間において、乗り物を用いて財物を盗み、逃走を図った」容疑がかけられています。

証拠品として、破損した携帯電話や被害者のバッグが押収されました。

被害に遭った外国人観光客は「厳正な処罰を求める」と述べています。